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2008年11月 アーカイブ

2008年11月10日

海底斜面崩壊

海底斜面崩壊

海底地盤の傾斜は陸上に比べて非常に緩く、斜面崩壊など起こらないように見える。しかし現実には、地震などの外力が働くと、海水を巻き込んで流動性が増すため、非常に大規模な崩壊を起こしている。

原因としては、地震のほかに、豪雨などで土砂の堆積が急速に進んだことによって圧密が遅れ、強度が低くなることなどがあげられる。

事例として、ニース空港埋立地(フランス)、カナダのフレーザー川河口沖、ニューファンドランド島(カナダ)沖のグランドバンク などで発見されている。

海底斜面崩壊が生じたときに最も問題となるのは、海底に存在する電気、通信などのライフラインを引きちぎってしまうことと、海底油田、天然ガス、メタンハイドレートなどの海底資源を埋没させてしまうことである。

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2008年11月27日

漢方薬の副作用

漢方薬の副作用

しばしば、漢方薬は自然の材料を使用するから副作用が無く、安全であると誤解している人がいる。これは西洋医学と対比してという意味で、ここ数十年の間に広まったものである。高橋晄正はその著作『「漢方薬Q&A』(1990年(平成2年))、『漢方薬は危ない』(リュウブックス 1992年(平成4年))、『漢方薬は効かない』(ワニの本 1993年(平成5年))などで副作用(及び伝統中国医学全般)を指摘批判している。猛毒を含む天然物は無数に存在し、漢方薬でもそのような原料が用いられている(例えば 附子=トリカブト)。また、毒性がないとされるものでも、薬になるものは、使い方次第で「毒」にもなりうることを、肝に銘じておかなければならない。伝統中国医学では、医療過誤のことを誤治という。

ただし、「漢方に副作用がない」というのは本当である。これは薬が天然のものだからという理由でなく、漢方の方法論において副作用という概念がないということである。漢方では副作用が出た場合は誤治、すなわち診断ミスか投薬ミスとみなされる。漢方では、理論上は、副作用があって治癒できるなら副作用なしでも可能であるとされている。このことを理解するには証の概念について詳しく知る必要がある

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